「強制的にCMを見せる」の是非

 Royal Philips Electronicsが、テレビの視聴者がコマーシャルの間にチャンネルを変えられなくする、あるいはデジタルビデオレコーダー(DVR)コンテンツのCM部分を早送りできなくする装置を発明した。
 この制限を受けないようにするには、放送局に料金を支払う必要がある。この制限機能は番組単位で実装でき、視聴者が各番組の開始時にいずれかを選択できる。

トラックバックを見ると反対意見が大多数だったのですけど、この提案はもうちょっとうまくやったらいい方向も出来るんじゃないかと思いました。
最近の放送を見ていると、確かにお金もかかってそうですし、面白い番組だって多くある。(私の場合ほとんどアニメとお笑いだけど・・・)いずれにしてもCMの価値を上げる必要はあるのだろうなぁと。
それとNHKと民放のどっちに「お金を払ってもいい」と思えるかという、価値観とか、人それぞれだとも思います。
今回の技術が反感をかってしまうのは、視聴者側が(Webと同じように)「タダで見れて当然」と思っている部分もあるのかもしれない・・・私を含めて。(もちろんWebコンテンツだってお金をかけて作っていて、同じように広告があるわけですけど・・)
CMがある意味で文化であもあり、芸術作品でもあったり、ステータスであったりする・・・テレビ。
お金を払うのであれば「CM中にチャンネルをかえれたり、早送りできるようになる」だけじゃ確かにひどい。お金を払ったら広告自体をなくしてほしいはずだ。インターネットの無料HPなんかも大方こんな仕組みだし。
で、・・そうすれば映画とかもぶっ続けで見れるし、CMカットとかいちいちしなくてもいいから視聴者的にも満足。
こんなところでどうでしょうか。