石見銀山、逆転決定の裏側

Wikipediaより

日本政府や地元は「世界遺産への登録は極めて厳しい」と判断したが、
ユネスコ政府代表部は、委員会構成国の大使や専門家に、勧告に反論す
る110ページにわたる英文の「補足情報」を送るなどして、石見銀山の
特徴である「山を崩したり森林を伐採したりせず、狭い坑道を掘り進ん
で採掘するという、環境に配慮した生産方式」を積極的に紹介し、巻き
返しのための外交活動を展開した。その結果、「21世紀が必要してい
る環境への配慮」がすでにこの場所で行われていたことが委員の反響を
呼び、6月28日、世界遺産委員会の審議により、世界遺産文化遺産)
としての登録が満場一致で正式に決定された。

といういきさつとのこと。